すでに「勉強が嫌い」だと思っているお子さんを、やる気にさせる、勉強させる方法はかなり難しいものがあります。
そもそもどうして勉強が嫌いになってしまったのか、によっても適切な対処法は異なります。

ただ、勉強が「嫌い」から「好き」に転換することがあるのも事実です。
それは、「①成功体験を感じさせてあげること」と、「②承認欲求を満たしてあげること」です。

①成功体験を感じさせてあげる

テレビゲームが面白いのは、ミッションをクリアできたときの「達成感」がくせになるからです。
勉強も同じです。
問題を解けたとき、課題をクリアできたときの「達成感」を味わわせてあげることが大切です。

テレビゲームに慣れた子どもたちは、すぐに達成感を味わえないと、飽きてしまいます。
その点、帯屋進学塾で採用している〔eトレ]は、1枚10分程度で解き終わる、スモールステップの教材なので、
すぐに達成感を味わうことができます

この達成感の積み重ねが、小さな成功体験であり、それが成績アップという大きな成功体験へつながっていきます。
中長期的には、テストの点数の目標を立てて、それを達成していくこと、
そのさらに先には「合格」という最も大きな成功体験が待っています

②承認欲求を満たしてあげる

日頃から勉強しないお子さんは、当然、テストの点数も悪いでしょう。
そんなとき、子どもを叱りつけたくなる親御さんの気持ちもわかります。

しかし、成績が悪い⇒親に叱られる⇒否定された気持ちになる⇒自信を失う⇒勉強なんかやってもできないと思う⇒勉強しない⇒成績はもっと悪くなる
という悪循環に陥ってしまいます。

そこで、お子さんを認めて、承認欲求を満たしてあげることが大切です。
承認欲求が満たされると、やる気がみなぎります。
承認欲求を満たす方法は、「ほめること」「期待すること」です。

成績が悪くても、解けている問題をほめてあげる。
たとえ、今の成績は悪くても、お子さんの可能性を認めることはできるし、期待をかけてあげることはできる
「君ならもっとできるはずだ。」
「君の実力はまだまだこんなもんじゃない。」
お子さんの内に秘められたポテンシャルを評価して、
努力をすれば必ず実ること、成果は必ず出ることを根気よく伝えていきます。

その点、帯屋進学塾で採用している〔eトレ]は、合格ラインに達しなかった場合は、
「リトライ」という類題を解くパートに移ります。

このとき、できなかったことを叱るのではなく、
「惜しかったね。大丈夫、次はできるよ。」
「君なら理解できる。必ずできるようになるよ。」
と励ましてあげる。期待を寄せる。

もちろん、できなかった問題は、個別指導で解説します。
そうすると、次は解けるようになる。

解けたら、思いっきりほめます。
「よくできたね。さすが。」
こうすることで、成功体験と承認欲求の両方を満たしてあげることができます。

承認欲求を満たしていくと、自信がつき、勉強してみよう、という気持ちが沸き上がってきます。