【自由研究のテーマ】サイコロの確率は本当に6分の1?

いよいよ夏休みも後半に入ってきました。
自由研究のテーマは悩みの種ですね。

そこで、こんなテーマはどうでしょう。
「サイコロの目の出方は、本当に6分の1ずつなのか」

小学生でも簡単にチャレンジすることはできます。
(小学生でチャレンジする場合は、確率はさておき、目の出る割合として考えてください。)
中学校だと確率は中2で習いますので、中3のテーマとしては最適かもしれません。

まずはサイコロを1つ用意してください。
サイコロを振って、目の出る回数を「正」の字を書いて、数えていきます。
それをただひたすら繰り返すだけです。

確率が6分の1とは、必ず6回に1回、その目が出ることを約束したものではありません。
たとえば、1の目が3回連続で出たり、逆に1の目が20回連続で出なかったりすることもありえます。
ただ、限りなくたくさんサイコロを振っていくと、それぞれの目が6回に1回の割合で現れるはずなのです。

では、「限りなくたくさん」とは、どれくらいサイコロを振ればいいのか。
100回?1000回?それとも1万回?

100回振ったら、その割合はどうなるか。
1000回振ったら、その割合は変わるのか。
じゃあ、1万回振ってみたら…

かなり根気はいると思いますが、根気強くやるほど、評価されると思います。
時間のあるときにしかできないことなので、やってみたらいかがでしょうか。

もし、1万回振っても、6分の1にならなかった場合は、「なぜならなかったか」を考察しましょう。

サイコロの問題なのか、投げ方の問題なのか…。条件を変えて検証してみましょう。

 

【追記】

毎年、夏休みの時期になると、この記事のレビューが増えます。

残念ながら、この記事には、サイコロを1万回投げた結果は書いてありません。

塾生が以前にやったことがあり、その結果も知っていますが、あえて書いていません。

自分でやらないと自由研究にならないですから…。地道に頑張ってやってみてください。